マニューラ♂・霧生

「ああ、なんでもない…やんちゃしてた頃を思い出してただけだよ」
マニューラ♂・霧生(キリュウ/Kiryuu)
やんちゃで血の気が多い。23歳176cm。一人称は俺、二人称は君など。
2年前のエイチ湖周辺の騒動の原因になったらしい人物。その関係で右目は光を失い、上半身に大怪我を負い、上官からは軽蔑視されている。
基本的には誰にでも平等に接し、差別を許さない。が、出身地に住む種族は別。
元々は忍者だったので身軽。初対面の相手には自分から名乗ることや、何事も礼に始まり礼に終わることを忘れない。
レイに拾われて軍に入る。彼には助けられてばかりだと思っており、いつも何かしらの手助けをしている。
過去のことを故意に聞き出そうとすると苦い顔をする。
敵に情けをかけてしまうことがよくあり、軍を襲ったシリアを説得して入隊させたのも霧生だったりする。
シリアに「髪切ったほうがかっこいい」と言われて切るまではもうすこし長かった。

過去(クリックで開閉)
妹のラナは色違い故に周囲から仲間外れにされ、心に傷を負いながら生きていた。
霧生はそんなラナが少しでも楽しく過ごせるように色々と気にかけていたが、あるとき集落の外に出たいと言われてしまった。
彼女は集落の狭い世界に閉じこもって蔑まれることに耐えることができなかった。
エイチ湖周辺の集落では外に出ることが固く禁じられていた。だが、霧生は妹の願いを叶えたかった。集落の掟を破ってでも蔑まれて育ったラナを外の世界に出してやりたかった。
集落の大人たちに叩き込まれた術をフルに使って周囲と格闘し、故郷を出た先で霧生はレイに拾われて軍に入り、ラナは兄に怪我をさせた罪の意識に苛まれながらも広い世界を渡り歩いている。